商品写真は、手に取れないお客さまにとっての「商品そのもの」です。最近のスマホで十分きれいに撮れます。大きな窓の近くの柔らかい光、無地の背景、動かないスマホ、1商品あたり5〜8枚。この4点を押さえましょう。
光がいちばん大事
- 窓際の柔らかい自然光: 商品の横、またはやや前から光を当てます。窓を背にすると影になります。
- 直射日光は避ける: 強い影と色飛びの原因です。曇りの日や、薄いカーテン越しの光が向いています。
- 影が強いとき: 反対側に白い厚紙やボードを置き、光を返します。
- 夜に撮る場合: 白色のライトを使い、前にコピー用紙などを置いて光を和らげる。色の違う電球を混ぜない。
- フラッシュはオフ。 商品が平たくなり、白飛びします。
背景と簡易スタジオ
- メイン写真: 白、オフホワイト、クラフト紙などの無地。商品が際立ち、モールの多くが求める形式でもあります。
- 使用シーンの写真: マグにコーヒー、服を着た状態など。欲しい気持ちを作ります。
- 一貫性: 背景と雰囲気をそろえると、ショップ全体が統一されて見えます。
簡易スタジオの材料:大きな白い紙(折り目なく壁と机に沿わせる)、窓際の机、反対側の白いボード、スマホを固定する台(本の山や三脚)。ぶれた写真は避けます。
スマホの設定
- レンズを拭く。 汚れでぼんやりした写真になります。
- タップでピントを合わせ、明るさ(露出)を調整する。
- グリッド線をオンにして、水平・垂直をそろえる。
- デジタルズームは使わず、近づいて撮る。
- HDRは自動のままでよいですが、色が不自然なときは設定を見直します。
メーカーのヘルプにカメラの設定が載っています。名称は機種やOSで異なります。
撮る5〜8枚の構図
| 枚数 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 正面(メイン、無地背景) |
| 2〜3 | 側面・背面・底面 |
| 4 | ディテール(素材、縫い目、ロゴ) |
| 5 | サイズが分かるもの(手や定規と一緒に) |
| 6〜8 | 使用シーン、セット内容、パッケージ |
仕上げ
- 明るさと傾きだけを軽く直す。色を盛りすぎると、返品の原因になります。
- 実物と色が違って見える場合は、説明文にも書く。
- 画像の大きさや枚数は、各サービスの規約に合わせます。販売の全体像はネット販売の始め方、自社ショップはネットショップの始め方を参照してください。
商品の種類別のコツ
- 食品: 自然光で、できたて感が伝わる角度から。ラップや皿の反射に注意。
- アクセサリー: 近くで撮るため、レンズの汚れとピントを確認。黒や白の背景で反射を抑える。
- 衣類: しわを伸ばし、平置きと着用イメージの両方を撮る。色の違いに注意。
- 雑貨・小物: サイズ感が伝わるよう、手や定規を一緒に写す。
よくある失敗
- 暗い部屋で撮り、ざらついた写真になる。
- 背景に生活感のあるものが写り込む。
- 影が強すぎて、色や形が分からない。
- 実物と色が違い、返品の原因になる。
1商品10分の撮影手順
- 商品のほこりや指紋を拭く。
- 背景を整え、窓際に置く。
- レンズを拭き、グリッド線をオンにする。
- 正面を撮り、ピントと明るさを確認する。
- 側面、背面、細部、サイズ感の写真を撮る。
- 使用シーンの写真を1〜2枚撮る。
- 写真をスマホで確認し、ぶれや影の強いものを撮り直す。
編集アプリを使うとき
- 明るさと傾きを軽く直す程度にする。
- 色を濃くしすぎない。実物と違うと、返品の原因になります。
- 同じ商品の写真は、同じ設定でそろえる。
手順やメニュー名は、機種・OSのバージョン・契約先によって異なります。最新の表示は各社の公式ヘルプでご確認ください。
よくある質問
高いカメラは必要ですか?
必要ありません。光と背景、固定、撮る枚数のほうが仕上がりに影響します。
照明は何を使えばいいですか?
まずは窓際の自然光で試し、夜は白色のライトを紙で和らげます。色の違う光を混ぜないでください。
背景は白がいいですか?
メイン写真は無地の白やオフホワイトが向いています。使用シーンの写真は、雰囲気が伝わる背景で構いません。
写真は何枚載せるべきですか?
1商品につき5〜8枚が目安です。正面、側面、細部、サイズ感、使用シーンをそろえます。
参考情報: Appleサポート:iPhoneのカメラツールで撮影を設定する · Pixelカメラヘルプ:高品質な写真を撮る · Pixelカメラヘルプ:カメラアプリの設定を変更する



