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エクセルで在庫管理表を作る方法:関数・テンプレートの作り方・棚卸し

2つのシートと4つの関数だけで、小さなお店の在庫を自動計算。Googleスプレッドシートでも同じ式で使えます。

執筆 Vagner Soares · 内容確認 Vagner Soares · 更新 · 読了目安 約3分

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在庫管理表は、「商品マスタ」と「入出庫」の2つのシートに分けると、数が増えても崩れません。商品マスタに商品名と最小在庫を入れ、入出庫には「いつ・何を・入庫か出庫か・何個」を1行ずつ記録します。在庫数はSUMIFS関数で自動計算し、発注の目安に達したら赤く表示します。Excelでも、無料のGoogleスプレッドシートでも同じ式が使えます。

全体の作り方

  1. シート1「商品マスタ」を作る。
  2. シート2「入出庫」を作る。
  3. 商品マスタに、在庫数を自動計算する式を入れる。
  4. 条件付き書式で、在庫が少ない商品を赤くする。
  5. 月1回の棚卸しで、帳簿と現物を合わせる。

商品マスタ:入れる列

シート名を「商品マスタ」にして、次の列を作ります。

列項目内容の例
A商品コードA001
B商品名ハンドクリーム 50g
C仕入れ値480
D販売価格980
E期首在庫20
F入庫合計(自動計算)
G出庫合計(自動計算)
H現在庫(自動計算)
I最小在庫6
J状態(自動で「発注」または「OK」)
K在庫金額(自動計算)

入出庫:1行に1回の動き

シート名を「入出庫」にして、次の列を作ります。

列項目内容の例
A日付2026/11/6
B商品コードA001
C区分入庫 または 出庫
D数量10
Eメモ仕入れ先名、販売先など

区分は、プルダウン(データの入力規則)で「入庫」「出庫」だけ選べるようにすると、入力ミスを減らせます。

在庫を自動計算する式

商品マスタの2行目に、次の式を入れて、下にコピーします。

空白の行に式をコピーしたときに表示を消すには、`=IF(A2="","",IF(H2<=I2,"発注","OK"))`のように、商品コードが空なら空白にします。SUMIFS関数の詳しい書き方は、MicrosoftやGoogleの公式ヘルプで確認できます。

最小在庫の決め方と、赤く光らせる設定

最小在庫は、「この数を下回ったら発注する」目安です。実用的な決め方は、1日の平均販売数 × 仕入れにかかる日数 + 余裕分 です。たとえば1日2個売れて、仕入れに7日かかるなら、14個に余裕分を足した数が目安になります。

在庫が少ない行を見逃さないために、条件付き書式を使います。

棚卸しの進め方

帳簿の在庫と、棚にある現物は、時間がたつとずれていきます。次のリズムで合わせましょう。

運用を続けるための3つの習慣

  1. 入荷した日、販売した日にすぐ入力する。 まとめて入力すると、必ず抜けます。
  2. 商品コードは変えない。 名前を変えても、コードが同じなら集計が壊れません。
  3. バックアップを取る。 クラウド保存や日付付きのコピーで、誤って消しても戻せます。スマホとデータのバックアップ方法も参考にしてください。

次のステップ

商品数が数百を超える、複数の店舗で共有する、といった場合は、スプレッドシートより在庫管理サービスのほうが向いています。まずは無料のスプレッドシートで運用し、手間が増えてから切り替えを検討すると失敗しにくくなります。販売先を広げたいときは、Googleビジネスプロフィールの登録方法から始めるのも有効です。

手順やメニュー名は、機種・OSのバージョン・契約先によって異なります。最新の表示は各社の公式ヘルプでご確認ください。

よくある質問

エクセルの在庫管理表は無料で作れますか?

はい、ExcelまたはGoogleスプレッドシートで作れます。この記事の2シート構成とSUMIFS関数を使えば、在庫数が自動で計算されます。

在庫数を自動で計算する関数は何ですか?

SUMIFS関数が便利です。入出庫シートから、商品コードと区分(入庫・出庫)で数量を合計し、現在庫=期首在庫+入庫−出庫で求めます。

最小在庫はどう決めればいいですか?

1日の平均販売数×仕入れにかかる日数+余裕分が目安です。売れ行きが変わったら見直します。

棚卸しはどのくらいの頻度で行いますか?

月に1回の全数確認と、週に1回の主力商品の確認を目安にしてください。差が出たら調整として記録します。

参考情報: Microsoft(英語):SUMIFS関数 · Google ドキュメントエディタヘルプ:SUMIFS関数 · Google ドキュメントエディタヘルプ:条件付き書式