LINE公式アカウントは、店舗や小規模ビジネスがLINE上で顧客とやり取りするための仕組みです。開設したら、プロフィールを整え、あいさつメッセージと応答メッセージを設定し、リッチメニューで迷わない入口を作ります。配信は、相手が不快にならない頻度と内容に絞りましょう。
1. アカウントを開設する
LINE for Businessの案内に沿って作成し、事業用の情報で登録します。個人のLINEとは分けて運用すると、担当者が変わっても引き継げます。プランや無料のメッセージ数、できることは更新されるため、契約前に公式の最新情報を確認してください。
2. プロフィールを整える
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| アイコン | ロゴ。小さくても見える形 |
| 名前 | 店名・屋号。検索されやすい形 |
| ステータスメッセージ | 何の店かを1行で |
| 営業時間・住所・電話 | 来店や問い合わせに必要な情報 |
| ウェブサイト・SNS | 商品を確認できる場所 |
3. 自動で返す設定
- あいさつメッセージ: 友だち追加の直後に届きます。店の紹介、営業時間、注文方法を短く。
- 応答メッセージ: 営業時間外やよくある質問に自動で返します。キーワードごとに設定できます。
- チャット: 個別の相談に手動で返信します。返信の目安時間を書いておくと親切です。
4. リッチメニューで入口を作る
画面下に表示されるメニューです。「メニュー・商品」「予約」「アクセス」「問い合わせ」など、4〜6個に絞ると迷いません。各ボタンのリンク先を実際に押して確認します。
5. 友だちを増やす
- 店頭や名刺に、友だち追加のQRコードを置く。
- 会計時や発送時に案内する。
- クーポンやお知らせなど、友だちになる理由を用意する。
配信の注意点
| 注意 | 理由 |
|---|---|
| 頻度を抑える | 多すぎるとブロックされやすい |
| 内容を絞る | 自分に関係ある情報だけが好まれる |
| 個人情報を聞き出さない | チャットで暗証番号やカード番号を聞かない |
| なりすましに注意 | 公式を装う詐欺があるため、注意喚起も有効 |
効果を見る
管理画面で、友だち数、ブロック数、メッセージの開封などを確認し、反応が良かった配信の形を続けます。販売の全体像はネット販売の始め方も参照してください。
配信のアイデア
- 新商品・季節のお知らせ: 写真1枚と短い文で。
- 営業時間の変更: 臨時休業や時間変更は早めに。
- クーポン: 期限をつけて、来店のきっかけに。
- 予約の案内: リッチメニューや応答メッセージに、予約方法を載せる。
運用のチェックリスト
- 週に1回、友だち数、ブロック数、反応を見る。
- 返信が必要なチャットは、営業時間内に確認する。
- 配信前に、リンク、価格、日付を読み返す。
- 担当者を決め、退職や担当変更のときの引き継ぎ方法を決めておく。
友だち追加から購入までの流れの例
- 店頭のQRコードやSNSのリンクから、友だち追加する。
- あいさつメッセージで、店の紹介と注文方法を知らせる。
- リッチメニューから、商品一覧や予約のページを開く。
- 質問があればチャットで相談する。
- 注文後は、発送や受け取りの連絡をする。
個人情報の取り扱い
- チャットで、氏名や住所などを聞くときは、必要最小限にする。
- 暗証番号やカード番号は、聞かない。
- 取引の記録は、担当者だけが見られるようにする。
- 個人情報保護委員会などの公式情報を確認する。
手順やメニュー名は、機種・OSのバージョン・契約先によって異なります。最新の表示は各社の公式ヘルプでご確認ください。
よくある質問
LINE公式アカウントは無料で使えますか?
無料のプランがありますが、配信できる数などに上限があります。内容は変更されるため、LINE for Businessの最新情報を確認してください。
個人のLINEと何が違いますか?
複数人での運用、あいさつや応答の自動化、リッチメニュー、配信の分析など、事業向けの機能があります。
配信はどのくらいの頻度がいいですか?
決まりはありません。相手が受け取って嬉しい内容に絞り、ブロック数を見ながら調整してください。
なりすましを防ぐには?
店舗の公式サイトや店頭にアカウントの案内を載せ、コードや暗証番号は聞かないと明記してください。
参考情報: LINEヘルプセンター · LINE for Business · 消費者庁



